1週間ほど間があいてしまった。
そのあいだ、昼は外で人に会って、夜に原稿を書いたり、人の原稿を読んでコメントしたりしていた。このルーチンだとデイリーの運営作業だけで朝までかかることが分かってきた。
デスクワークだけの日を週に2日ぐらい入れないとだめっぽい。
今週から立て直すぞ、と先週も思った。
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そのあいだに撮った写真
川崎市の釣り堀にあった朽ち果てた小舟
ロケットニュース編集部の福袋。仕分けて被災地に送るとのこと。
義姉の家の猫。警戒している
ドラッグストアの痩せるPOPのイラスト。太ってる方がかわいい
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1月上旬に荻窪圭さんと街歩きをする時間があり、庚申塚にサルつながりで猿田彦が祀られていることなど「昔の人はだじゃれで生きている」と笑っていた。
たしかにおせち料理は全部だじゃれだし(だじゃれ定食だ)、42才が厄年なのも「死に」だからと要はだじゃれである。
昔の人にとって語呂合わせは「うまいこといってみました笑」というレベルではなく、行動指針になるものなのかもしれない。
今だって、フグが福になるように濁らずに「フク」と発音したり(下関)、JRは「金を失う」じゃないように「鉄」ではなく「鉃」を使う。郵便局の跡地の商業施設はKITTEで、溝の口のビルは「ノクティ」だ(ミゾノクティのノクティ)。
だじゃれやばい。
だじゃれはオヤジギャグとか揶揄されるものじゃなくて、人の行動を変えている。
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そう思ってむかしの絵のだじゃれ・判じ絵の本を買ったがばかばかしかった。
浅草。あが「さ」の屁をして臭がってるから。「さ」の屁ってなんだよ。
「中世なぞなぞ集」という本も買った。こんな内容。
なぞなぞ「くもふろにいりてもだゆる」
↓
「クモ、フロに入りて、悶ゆる」
クモがフロに入るから、フ(クモ)ロ → フクモロ
フクモロの「モ」が絶えるので、フクロ。
↓
こたえ「ふくろ」
分かるけど納得感はゼロだ。答え「ふくろ」って言われても困る。
ただ1000年以上前の人も根拠がだじゃれのクイズを出しあっていたのかと思うと力が抜ける。だじゃれの国じゃないか、ここは。
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