きょう横浜に行き、帰りにぎわに博物館があったので入ってみた。神奈川県立歴史博物館という渋い博物館だった。
そこで見たのがこれ、歯痛の神。
「無縁仏になった如意輪観音の墓石を歯痛の神として祈願していた」とある。
頬を手にあてた観音像を歯が痛いと解釈したのだろう。調べると思惟のポーズの像を歯が痛いときに効く神様としている地域はいくつかあるようだ。
いかにも民間信仰という話でしみじみいい。
しかも、少し前にインスタなどで頬に手を当てたポーズを「歯痛ポーズ」と呼んでいたが、まるでそれと同じだ。
こちらはデイリーポータルZの企画で撮った写真
頬に手を当てていると歯が痛い。
変わんねーなー、人、って感じである。