山手線で駒込から田端に向かう途中、高台の上に住宅地が見える。
山手線でここを通るときにいつも気になっていたが、地図で見てみるとまさに岬だった。
(↑グーグルアースの画像)
もともとここが武蔵野台地のはじっこの崖なのだが(右側)、もう片方を山手線の線路で削られて岬になっている。田端岬と名付けた。
ここ数ヶ月、Googleマップで眺めていたが、我慢しきれずにゴールデンウイークに行ってみた。
田端駅は出るといきなり崖だった。そのあいだにはガストがある。崖線には湧き水が出るのでガストがあるのも納得である。もちろん適当だ。(湧き水が出るのは本当だけど、ガストは水道を使っているだろう)
陸橋で山手線を超えると電車から見えた田端岬だ。
岬から線路を覗いてみる。これがあっちがわの景色だ。
うわー、ここかーと思うが、……特に感慨がない。
思ったほど岬って感じでもないし、グーグルアースほどのダイナミックな景色でもない。
グーグルマップや立体地図が過剰に地形を描いてくれるので興奮するが、行ってみるとそうでもないという地形あるあるだ。
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田端駅近くに田端文士村という案内があった。
大森駅の近くも馬込文士村と呼ばれているが、室生犀星がどっちの文士村にも名前がある。文士村に室生さんあり。
文士村が気になって調べたら下北沢周辺も文士町を名乗っていた。
https://www.city.setagaya.lg.jp/kitazawa/001/001/005/d00037757_d/fil/shimokitazawabunkachizu-9.pdf
小島功の家がある。黄桜のかっぱの人だ。これはいい。